2014年08月31日

格安スマホ、多く報告される弱点

 携帯電話料金の“高止まり”に対する批判が高まっている昨今、注目を集めているのが、いわゆる「格安スマートフォン(スマホ)」だ。先行したイオンが大きな成功を収めたことで、格安スマホへの参入が相次いでいるが、大手携帯電話通信会社(キャリア)は格安スマホに対抗し、大幅な値下げへと踏み切る可能性はあるだろうか。

●大手キャリアの半額以下を実現、格安スマホが急増
 近年まで順調に買い替えが進んできたスマホだが、昨年の半ば頃から伸びが鈍化している、という報道が多く見られるようになった。その理由はさまざまだが、最も大きな要素の1つとなっているのが料金だ。

 フィーチャーフォン(従来型携帯電話)では高くてもせいぜい月額5000円前後で済んでいたのが、スマホに替えると毎月の基本料金だけで7000円以上かかる上、通話料も30秒21円と非常に高い。便利で楽しい機能は多いかもしれないが、料金の高さには耐えられないという、スマホの価格に不満を持つユーザーが、移行を敬遠しているのだ。

 そうした価格に敏感なユーザーのニーズをくみ取るべく登場したのが、格安スマホである。これは要するに、毎月の料金を格安で利用できるMVNO(仮想移動体通信事業者)のSIMカードと、最新機種と比べ性能を落とした安価なスマホをセットにして販売するものだ。

 イオンが4月4日より、日本通信のSIMカードとLGエレクトロニクスの「Nexus 4」をセットにし、月額2980円、8000台限定で販売したところ、シニアを中心として非常に好調な売れ行きを示したことから、他社でも同様の取り組みが相次いでいる。実際、家電量販店のビックカメラは、MVNOの1つであるIIJのSIMカードと、コヴィア製の3G対応スマートフォン「FleaPhone CP-F03a」をセットにし、月額2830円で提供する格安スマホを4月14日より販売している。

●人気の秘訣は安心感の向上、デメリットも
 格安スマホが受け入れられた要因の1つには、当然ながら月額料金が大手キャリアの半額以下という、価格が大きく影響している。だがスマホにあまり詳しくないユーザー層に格安スマホが受け入れられたのには、ほかにもいくつかの要因がある。

 1つは、スマホとSIMカードがセットで販売されたことだ。イオン、ビックカメラ共に販売しているのは、既存のMVNOの格安SIMカードと、やはり既存のSIMロックフリータイプのスマホであり、個々の商品としては以前より存在するものだ。だがそもそも多くの人にとって、SIMカードとスマホを別個に購入して使うこと自体、馴染みのある行為ではない。そこで格安スマホは、大手キャリアと同じように、端末とSIMカードをセットにし、しかも身近な量販店の店頭で販売したのである。このことが、消費者に安心感を与えるという点で非常に大きな意味を持ったといえよう。

 そしてもう1つは、090や080などで始まる一般的な携帯電話番号が扱えることだ。MVNOのSIMカードは従来、データ通信のみをサポートしたものがほとんどで、音声通話をサポートしたものは非常に少なかった。そのため音声通話には050で始まるIP電話を用いる必要があり、サービスに違和感を抱くユーザーも少なくなかった。だが最近になって、データ通信だけでなく音声通話やSMSもサポートしたMVNOのサービスが増加し、一般的な携帯電話番号を用いて音声通話ができるようになった。このことも、スマホに詳しくない人が安心して契約できる大きな要因となっている。

 無論、格安スマホには弱点も多い。最も多く指摘されるポイントは、現在のLTE対応スマホと比べ通信速度が200kbps前後とかなり遅く、一部に高速通信可能なサービスもあるものの、その容量が非常に限られているなど、制約が多いことだ。これは、通信容量を多くの人に分割することで低価格を実現しているというSIMカード側の要因と、LTEに対応しているハードを低価格では実現できないというスマホ側の要因の2つが影響している。

 そしてもう1つのポイントはサポート面だ。そもそも格安スマホは、SIMカードはMVNO、スマホはハードメーカーと、サポート先が異なっており、大手キャリアのようにショップでまとめてサポートしてくれるわけではない。不具合の対処からOSのアップデートに至るまで、基本的にはすべて自分で対処しなければならないのだ。格安スマホはスマホに馴染んでいないシニアへの販売が好調なようだが、サポート面の弱さを考えると、少なからず疑問を抱く部分があるのは事実だ。

●大手キャリアが格安スマホに追随しない理由とは
 格安スマホの弱点は、裏を返すと大手キャリアの利点にもつながっている。つまり高額でも高速・大容量なデータ通信ができる点や、充実したサポートが受けられる点などが、大手キャリアのメリットとなっている。こうしたメリットが武器となっていることから、キャリア各社は現時点において、格安スマホに対抗し積極的に料金の値下げに取り組もうという様子を見ることはできない。

 例えばKDDIの田中孝司社長は、4月30日の決算発表の場で「価格の訴求ではなく、価値の訴求を進める」と話しているほか、NTTドコモが新料金プランを打ち出したことに対しても、VoLTE、(LTE 回線を使って音声通話が行える技術)の準備が整うまで静観する構えを見せており、積極的な料金施策を打ち出そうという様子はない。

 また、注目を集めたNTTドコモの新料金プランについても、必ずしも値下げにつながる要因ばかりではない。例えば、相手先を問わず国内の通話が定額でできる「カケホーダイ」は、基本料金がスマホで月額2700円。だがNTTドコモの音声ARPU(携帯電話における加入者一人あたりの月間売上高)は、今年3月時点で1370円。つまりカケホーダイは現在の音声ARPUより1300程度円高く、カケホーダイへの移行は多くのユーザーにとって、むしろ値上げの要因となる可能性が高いのだ。

 このように、キャリア各社は急激な収益の低下を避けるためにも、現在の料金の大幅な値下げに取り組む可能性は低く、あくまで高品質のサービスを高価格で提供するビジネスを継続すると見られる。もっとも、大手キャリア各社は回線を持たないMVNOと異なり、自身で全国各地にLTEなど高速通信のインフラを整備するため莫大な投資をしている。さらなる高速化ニーズに応えるべく投資を続けるためにも、高収益体制を維持する必要があるというのも事実であり、単に「儲かっているから安くすればよい」とはいえない部分もあるのだ。

 しかしながら格安スマホの側も、いつまでも「安さ」だけを売りとするだけでなく、サービス面に力を入れ、キャリアの牙城を狙ってくる可能性は高い。実際、フリービットのように、実店舗を構えながらも、通話はIP電話となるがスマホとSIMカードによる通信サービスを格安で提供する企業も現れてきている。今年問題となったキャッシュバック競争のように、キャリア側がユーザーを無視した競争施策に明け暮れるようであれば、格安スマホに足元をすくわれる可能性もないとは言い切れないだろう。
posted by ネット/家電を極めたい! at 00:41| Comment(0) | 無線(モバイル)インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月11日

WiMAX2+のNAD11がすこぶる快適



WiMAX2+を初めてかれこれ2ヶ月ほどが経ちますが、購入したNAD11というルーターがすこぶる快適です。

Wi-Fiルーターというより通信サービスがいいのかもしれませんが、とにかく速いです!

実効速度で40-50Mbpsが出ている感じです。

パソコンもスマホもタブレットも同時に複数台使っていますが、全く問題無し!

まずWiMAX2+とは何ぞや?という方のために、自分のおさらいの意味も込めてまとめておきます。

■WiMAX2+とは?

いわゆるモバイルWi-Fiルーターの通信サービスで今人気なサービス。

通信速度は下り最大110Mbps/上り10Mbps。

一番の特徴は月間のパケット通信量(データ通信量)の制限がないこと!
(これ大切)

ドコモ、au、ソフトバンクは、7GBまでしか使えません。
(もしくは2GB-30GBまで自分で決められますが、割高です)

ちなみに最近できたY!moileのWi-Fiルーターも7GBまでですね。

月間の容量制限がないので本当に使い放題なのはWiMAX2+だけ。

とはいえWiMAX2+にもサービススペック上は7BGまでと決まっているようですが、今は契約期間の2年間まるまる月間の容量制限がない!という条件つきでサービス開始しているようです。
※2015年4月以降は3日で1GB使うと通信規制をされる可能性があるようです。

料金は月額3,696円で、ソフトバンクやY!mobileと一緒
(ドコモはもう少し高めで、にauはというと同じ条件で販売されていて価格も一緒でした。)

■モバイルWi-FiルーターNAD11・WiMAX2+は何がいい?

@薄い・軽い

カードタイプのモバイルルーターで、折れそうなくらい薄いです。
重さも気になりません。写真はこんな感じ↓



Aバッテリー
連続通信時間は最大10.5時間(WiMAX通信時)/7時間(WiMAX2+通信時)
まぁ可もなく不可もなくって感じでしょうか。

Bエリア 
東京・名古屋・関西エリアはもうだいぶ整ってきているようです。

プレゼンテーション1.png

その他のエリアもでき始めている様子。

WiMAX2+が使えないエリアでもWiMAX(下り最大40Mbpsの回線)が使えるのでとりあえず問題はなさそうです。
(自動切り替えなので特に気になりません)

C制限がない
どれだけ使っても通信速度を遅くされることが無いので、通信量を気にする必要無しで安心です。

Dスマホアプリ対応
NAD11のバッテリー状況や、休止モードへの移行・復帰がアプリ上でできるのでNAD11をカバンから出さずにリモート起動が出来ます。

写真.PNG

Eクレードル対応
別売りのクレードル(3000円くらい)を買えば、LANケーブルしかつなげられない、デスクトップパソコンやテレビ等の接続もできる。

ということで、家にあるネットはNAD11に全て集約することが出来るわけです。




■NAD11に変えてよかったこと

@毎月ネット代が格段に安くなりました。

今まで:約11,000円
(auのデータ通信量5,500+自宅の固定回線5,500円)
今後は:約8,000円
(auのデータ通信量5,000+WIMAX3,696円-900円)

※-900円というのは、auのスマホも使っている人は、毎月900円くらい安くなるauスマートバリューmineというサービスの割引です。
 ちなみに月間の容量制限もこのサービス加入中はないらしい!つまり永久に月間の容量制限は無し!ということ。

スマホのデータ通信もWiMAXだけに纏めてしまえばもっと安くなりますね。
でもWiMAXは携帯電話程エリアは広くないので、auは残しておきました。  

おおよそ毎月3,000円が安くなったわけで年間では36,000円お得になったわけですね。

A家でも外でもタブレットが使えるように

これまで家でしか使えなかったタブレットが外でも使えるように!これはうれしい!

最近WiMAX2+のルーターでさらに新しいルーターが出たようです。

興味のある方は是非見てみてください。

posted by ネット/家電を極めたい! at 23:40| Comment(0) | 無線(モバイル)インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

代行業者も。ネットの黒歴史削除法

悪ふざけの様子をネット上にさらし「炎上」する事例があとを絶たない。恐ろしいのは、炎上後に慌てて投稿を削除しても「キャッシュ」や「魚拓」といった形で過去の投稿を見られてしまうこと。ネットに残った「黒歴史」を消す方法はないのか。ネット上の誹謗中傷の削除に詳しい法律事務所アルシエンの清水陽平弁護士に聞いてみた。

【大きな図表や画像をもっと見る】

「ネットの黒歴史を消す方法で一番手っ取り早いのは、情報を掲載しているサイト管理者に、直接削除依頼をする方法でしょう」

また、サイト管理者への連絡手段が分からない場合は、「プロバイダ責任制限法」によって定められた「送信防止措置依頼」という削除請求の手続きを取ることでも、法的に黒歴史を削除できる可能性がある。ただし、TwitterやFacebookといった海外法人が運営しているサイトについては、送信防止措置依頼をしても削除に応じてくれない可能性が高い。その場合は削除を求めて訴訟を起こすしかないことも。最近はこういった依頼を代行する法律事務所も増えており、削除依頼は一般的に5万円前後から、裁判では20万円前後から扱っているという。

しかし、手続きを取っても削除依頼に応じてもらえない情報もある。

「ネットの情報は何でも削除できるわけではなく、権利侵害があることが大前提。黒歴史や炎上については、必ずしも権利侵害とは言えないケースもあるでしょうから、削除が認められないこともあり得ます」

他者からの誹謗中傷ではない、自業自得の黒歴史をネット上から完全に消去するのはかなり難しいと思った方がよさそうだ。

ネットの黒歴史対策として絶対的な手立てはなく、大事なのは黒歴史が生まれるのを未然に防ぐこと。違法行為や悪ふざけはもちろん、あとから消したくなるような情報は、そもそもネット上にアップしないのが一番の対策というわけだ。
posted by ネット/家電を極めたい! at 17:53| Comment(0) | 無線(モバイル)インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月13日

もうすぐ始まるWIMAX2+

もうすぐWiMAX2+が始まります。今から楽しみです。

ということで今日はWIMAX2+について書いてみます。

まず、10月末に発売されるであろうWIMAX2+のルーターには、モードが3つあります。

@ノーリミットモード(回線:WIMAX)
これまでのWIMAXが使えるモードで最大下り40Mbpsが使えるモード
<特徴>通信(パケット)制限がない

Aハイスピードモード(回線:WIMAX と WIMAX2+)
これまでのWIMAXとWIMAX2+(下り最大110Mbps)を自動的にエリア判別して接続するモード
<特徴>スペック上はWIMAX2+で7GB/月通信すると、通信(パケット)制限がかかるが、とりあえず今は加入月から2年間制限は行わないらしい。

Bハイスピードプラスエリアモード(回線:WIMAX2+ と auのLTE)
WIMAX2+とauのLTE(下り最大75Mbps)が使えるモード
<特徴>プラス1,055円のオプションサービス。7GB通信すると、制限がかかり128Kbpsとなる。

ということで10月末からサービス開始予定のWIMAX2+の最大の魅力は、やはり実質帯域制限がないことですね。
しかも料金据え置き(3880円/月)、となると変えない手はないですね!

2年間の契約で、2年間まるまる制限なしをつけるなんて「なんて太っ腹な!」といった条件です。

但しWIMAX2+で3日間で1GB使うと混雑時に1日制限がされる場合がると書かれていました。でもそんなに混雑はしないだろうな、始まったばっかりだし。(ちなみにこの制限約1年間は行わないらしい)

そういえば、こないだソフトバンクからは203Zという似たようなルーターが出ていたけど、あれはパケット制限がかかった後に回線を切り替えることができないとかで評判よくないらしい。WIMAX2+のルーターなら、切り替えられるからそこもGOODですね。

3年目以降は7GB/月の制限がかかる?と思うかもしれませんが、WIMAX2+ルーターなら回線を切り替えて使えるのでその時はWIMAXのモードに切り替えればOKなわけですね。

唯一気になるのは、2年間の契約が終わった後のこと、解約して新規契約をくりかえせば、よいのだろうか?

まぁとりあえず2年間まるまる使い放題させてもらう予定です。

ラベル:LTE WiMAX 2+ WIMAX2
posted by ネット/家電を極めたい! at 06:36| Comment(0) | 無線(モバイル)インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月03日

つながる?つながらない?世界遺産「富士山」での携帯電話……改めてエリアをチェック

 文化庁は1日、富士山が世界文化遺産として登録される見通しであることを発表した。UNESCO(国連教育科学文化機関)の諮問機関「ICOMOS」が、世界遺産への登録を勧告したためだ。ICOMOSは、世界遺産登録において、大きな影響力を持つとされている。

 これを受け、富士急行の株が大幅値上りする他、登山者増による自然保護対策やゴミ増加の問題、さらには入山料の導入問題が改めてクローズアップされるなど、周辺が急速に慌ただしくなっている。

 ところで、富士山の周辺および頂上において、携帯電話やスマートフォンなどの高速通信は使用できるのだろうか? 順に各社のエリアマップを見てみよう。

 まずNTTドコモは、東側の登山道を重点的に整備。ほぼ山頂近くまでをカバーしている。FOMAについては南北方向および山頂もカバーしているが、Xiは山頂が現在未対応。2013年6月末までの拡大予定エリアとなっている。

 au(KDDI)の4G LTEは、宝永山を含む東南方向を広くカバーしているが、やはり山頂は現在未対応。2013年9月末までの拡大予定エリアとなっている。

 ソフトバンクモバイルのプラチナバンドは、南側の裾野を広くカバーする形ながら、ほぼ5合目ぐらいまでのエリアに留まっている。6月末までには8合目あたりまで拡大されるようだが、山頂については未定のままだ。なおソフトバンクの4G LTEは、富士山周辺は未対応のようだ。

 ちなみにWi-Fiについては、外国人観光客および国内からの観光客が、無料で利用できるWi-Fiスポットの整備を全県的に推進する「やまなしFreeWiFiプロジェクト」を、NTT東日本と山梨県観光部と協力して推進しており、富士北麓エリアを中心に加速度的に拡がりを見せている。同プロジェクトでは、文化遺産対象施設におけるWi-Fi活用等(施設情報の配信等)も含めて検討しているという。

 今回チェックしたエリアはあくまで現時点でのもので、6月の世界遺産正式決定までに、各社もエリア拡大に注力すると思われる。この機会に登山する方は、ぜひ登山前に最新情報でのエリア確認をお忘れなく。


やまなしFree-Wi-Fiプロジェクト/富士の国やまなし観光ネット-山梨県公式観光情報
http://www.yamanashi-kankou.jp/wi-fi/
posted by ネット/家電を極めたい! at 07:00| Comment(0) | 無線(モバイル)インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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